by kanako0819
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日曜日はとっても忙しい一日となった。
朝、母と祖母を乗せて父の病院へ。 会社の方や親戚、兄達のお相手をして、昼からは祖母を乗せて叔母の入院先へ。 祖母を家まで送った後は、母を迎えにまた父の病院へ。 ヴィッツちゃんが大活躍だった。病院通いのために取った免許なのだから、フル活用できて本望である。 心臓弁膜症と敗血症と診断された父は、今は薬が合っていて落ち着いているものの、いつ容態が悪化して死んでもおかしくないくらい重病患者らしい。 のわりには、父の病室はとても華やかだった。 キッチン、トイレ、お風呂、洗面所、テレビ、冷蔵庫付きの個室。まるでホテルかワンルームマンションのようだ。 見舞い客は次々に訪れ、廊下にあふれ出るほど。 会社の重役となればこんなものなのだろうか。 それと比べ、叔母の病院はとても質素だ。 普通の病院ではないから、という理由もあるだろう。 そこは精神病院だから。 実家に帰る度に、母と祖母を乗せて叔母の病院に連れて行っているが、母は絶対に私を病室に入れようとしない。 しかしながら、病室に行かなくても、病院のロビーで待っているだけでその理由は良く理解できる。 精神を患った人は、目付きが全然違う。 椅子にかがみこんで笑い続けている人、叫び続けている人、泣いている人、それはもう、異様な雰囲気である。これでも一応健康体の私は、その場では異端児だ。完全に浮いてしまっている。 自分も鬱体質であることを自覚していたので、その理由と対処法を学びたくて、大学の時にはカウンセリングの学校に通ったり、精神分析や心理学の本を徹底して読み漁ったりしていた。 だから、普通の人よりかは、精神病に対して偏見がないように思うが、それでも、一年以上通い続けていても、あの病院のロビーの雰囲気には馴染めないでいる。 人間、必ずと言っていいほど、誰もが心の闇を抱えている。 それは幼少期の体験か、家族関係か、ショックの大きい出来事が原因かはわからない。 でも、表面だけではなく、人間の隠された奥底を察することのできる人でありたいと思う。 なぜそんなことを言ったのか、なぜそんな行動に至ったのか、自分の感情に負けずに、本質をちゃんと見つめられる人でいたい。見える部分だけで判断するのではなく、その裏側に隠された真実を見極められるようになりたい。 次にお見舞いに行けるのはいつだろうか。 引越しを無事終わらせて、また私の元気な顔を見せて安心させてあげたいと思う。
by kanako0819
| 2006-06-20 22:53
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