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ある朝、いつものようにオンラインショップの受注処理をしていると、懐かしい名前で注文が入っていた。
フランス留学時代の友人だ。 嬉しくなってすぐに連絡を取ってみると、思いがけないご報告が返ってきた。 旦那様のアメリカ転勤が決まり、5年ケンタッキー州で暮らしますとのこと。 彼女は2歳年下。 外大からの特別派遣生として、同じくアンジェカトリック大学でフランス語を専攻していた(といっても、彼女の方がクラスのレベルは数段上だったが・・) その頃から、年下とは思えないほどしっかりした子だった。 彼女の周りにはなぜかトラブルばかりが起こる。ホームスティ先のマダムともめたり、そこの娘に盗みをされたり、ホームスティ先を変えようとしても、頑としてマダムに阻止されたり・・。 そんなゴタゴタがあっても、彼女はいつも涼やかだった。しんどいこと、つらいことを微塵も外に出さない。いつも穏やかで癒されるような優しい笑顔で毎日を過ごしていた。 それだけでもすごいなあと思っていたが、もう一つ。年下の彼と遠距離をしていたこと。 毎日、13時30分になったら必ず国際電話をかけに行っていた姿がほほえましかった。 彼女が留学を終えた頃、交代で今度は彼がアメリカに留学。 ようやく帰って来たかと思いきや、またもや彼の遠方での仕事のせいで遠距離が続く。 そして結婚。 それからも、彼が転勤族で、彼女も共に日本各地を転々としていた。 極めつけには今度はアメリカへと。 「日本に帰ったら、今度こそ日本に永住したいねと主人と話しています(笑)。」 メールにはそう綴られていた。彼女のあの穏やかな微笑み、環境適応能力の高さ、そして純粋な旦那様への信頼と愛情があるからこそのこと。彼女だからこそ、移動ばかりの人生を受け入れられるのだろう。 私も遠距離をしていた頃、随分彼女に相談にのってもらったりしていたが、私は彼女のように彼を信じて待てなかったし、疑ってばかりいた。そして自分のやりたいことや今慣れ親しんだ環境を捨てて、身一つで彼の元へ行くことなんてとてもできなかった。 彼女には幸せになって欲しいな、と思う。 ううん、私が願わなくても、彼女自身が飛びこんだ環境の中で、一つ一つ幸せを見つけ出していくだろう。与えられたものを疑わずに受け入れる。それが幸せへの近道であることは間違いないのだから。 5年後、彼女が日本に帰ってきた時、私は何をしているだろう。 私も頑張っていたんだよ!そう胸を張って彼女と再会できるだろうか。
by kanako0819
| 2006-09-27 22:39
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