by kanako0819
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この日も6時に起床し、目指すはいざシャンパーニュ!
実は、シャンパーニュに行くことは、最後の最後まで迷っていました。 ダンナの行きたかったところ、スペインとブルゴーニュは存分に制覇しました。 が、私の行きたい場所としてあげていたパリとロワール。 シャンパーニュに行く2日間を捻出するためには、ここを削るほかありません。 パリではゆったり過ごしたかった。時間を気にせず、カフェでノンビリお茶を飲んで、美術館を回って・・。 ロワールのシャトーホテルに泊まることも、長年の夢でした。結婚が決まった時に、一番に考えたことは、式のことでも新居のことでもなく、実は、ハネムーンでようやく念願のシャトーホテルに泊まれるかも?!ということでした(^^; ダンナも、別にシャンパーニュはいいからロワールに行こう、とは言ってくれましたが、シャンパーニュ好きの彼が、シャンパーニュに行きたくないはずがありません。 譲りました(笑)。 パリもたったの2日間しかいれないことになりました。でも、この旅行はダンナの望みに徹しようと決めたのですから、シャンパーニュを選ぶことが、私の最善の選択だったのです。 パリ東駅を出発。まずはエペルネに降りました。 エペルネの街は私も初めてです。とてもこじんまりしていて、素朴な味わい深い街でしたね。 まずは、フランス一のお金持ち通りとも呼ばれている、シャンパーニュ大通りを歩いてみました。 最初に出迎えてくれたのは、泣く子も黙る(?)モエ・エ・シャンドン! 前に写っているのは、怪しいワインオタクです(笑)。背中に突き刺しているのは、ブルゴーニュで買ったモンラッシェの地図。とても気に入ったらしく、道中、こうしてずーーーーーっと持ち歩いていましたね(^^; この通りには、有名シャンパーニュメーカーがずらっと軒を連ねています。 遠くには美しいシャンパーニュの畑が見渡せました。 それからカフェで早いお昼を食べて、午後一番の電車でランスに移動しました。 たまたま急行がなかったので各駅停車に乗ったのですが、これが大正解!! シャンパーニュ地方を見事に突っ切ってくれる電車で、アイ村やリリー・ラ・モンターニュもしっかり通ってくれました。まるで車で丁寧に案内されているような気分でラッキーでしたね♪ シャンパーニュもとても広いですから、車がない身に、エペルネ・ランス以外の観光は無理ですからね。 そして、ランスで訪れたのは、まず、ダンナ念願の大聖堂。 さすがの貫禄だなあと思います。歴史の重みが違いますから。 でも、以前に訪れた時もそうだったのですが、なぜかここは、胸に差し迫る感動を感じないんです。私がモン・サン・ミッシェルに感じたことと同じなのかもしれませんが、ここはまるで要塞のよう。人を受け付けない厳しさと冷たさを感じます。 パリのノートルダムもシャルトル大聖堂も、ストラスブールの大聖堂も、どこも感動して涙するほどでしたが、この違いは何なのでしょうか・・。 これから人生経験を積んで、もっともっと沢山の苦しみも知るようになったら、ランスは改めて私に何かを見せてくれるのかもしれません。ここを理解するには、私はまだ幼すぎるのかな。そんな気もします。 それから、テタンジェ訪問へと続きます。 距離感がわからなくて、またもやスーツケースを転がしながら、かなりの距離を歩いてしまいました(T T) テタンジェは、古い修道院(だったはず)を改造して作られています。 こうしてきれいなお姉さまが、地下セラーから全てを案内してくれました。 シャンパーニュハウスを訪れたのは初めてでしたので、リキュールを入れる機械なども間近で見ることができ、とてもよい勉強になりました。 でも、英語のガイドだったので、言ってることはほとんどわからずじまい・・。やっぱり英語は共通語ですね(>_<) それから、ここも世界遺産に登録されている、サン・レミ教会を見学しました。 回廊の造りがとても面白く、ステンドグラスに配置も普通の教会とは幾分違っていました。不思議な空間でしたね。 入り口に置いてあった教会誌を手にして、一瞬にして心を射止められました。 表紙にこう書いてあったのです。 Hier,c'est le passe. Demain, c'est le futur. Aujourd'hui, c'est un cadeau, C'est pourquoi on l'appelle present (昨日、それは過去 明日、それは未来 今日、それは贈り物 だから人はそれを、プレゼントと呼ぶ) フランス語がわかる方には、このプレゼントの重なった意味に気づかれるでしょう。 presentとは、フランス語で「現在」を意味します。それを英語のプレゼントとかけて、贈り物と言う意味に重ねているのです。 この詩を書いたのは、6歳の女の子だそう。 「贈り物」としての今日。大事に生きなければいけませんね。 そして、ランスの中心部に戻り、ブラブラと歩きながらウィンドーショッピング♪ ランスの街はとても美しく、清潔で、私の大好きな街の一つです。 シャルトルやトゥールも同じような美しさを感じるのですが、少しだけ雰囲気が違います。 少し洗練されたスタイリッシュさが魅力。美しくても、「かわいらしい」とか、「素朴な」という表現は似合わない街ですから。 そして駅まで戻り、タクシーで本日のシャンブルドットへ! ランスから車で20分ほどの、プルイリーという村の、ドメーヌを予約していました。 シャンブルドット3軒目ですが、ここは宿泊施設がホスト家族の家から完全に独立していて、ホテルのような印象を受けました。夕食も付いていませんでしたし、家族の人とは会えずじまいで夜になってしまいました。 ご飯は、ランスの百貨店で調達しておいたパテなどを部屋でつまんでおしまい。ちょっと寂しいですね(>_<) でも部屋はとても清潔でさっぱりした感じでよかったですよ。 実は、このシャンブルドットを決めるのも紆余曲折したんです。 シャンパーニュハウスは何件も断られ、やっと見つかったと思ったところは、ご主人が急病で入院することになってドタキャンとなり、急遽、そこのマダムに知り合いのシャンブルドットを紹介してもらって、ようやくここに辿り着いたのでした。 ブルゴーニュで受けた温かい歓迎を期待していた私には、ここは小遣い稼ぎでシャンブルドットをやっているのかな、ちょっと残念だな・・と思っていました。 でも、翌日にはその想いを払拭させる大どんでん返しが待っていてくれたのでした・・! 次回の更新までお楽しみに☆
by kanako0819
| 2007-07-06 22:15
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