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昨日は、ワイングロッサリーのチーズ輸入先・東京のフェルミエさんの社長、本間るみ子さんのチーズセミナーに参加した。
るみ子社長は、5本の指に入るほど尊敬している女性! たった一人で日本初のチーズ会社を興した人であり、それをここまで大きくして、日本にチーズを浸透させたのは、間違いなく彼女の才能であり人格。 年に何度も海外出張をこなし、小さな農家を訪れては日本へのチーズの輸出の道を開き、本も何冊も出版し、チーズ業界のカリスマといってもいい方だ。 その才覚も尊敬しているのだが、何よりも、彼女のエレガントで優しい雰囲気が大好きだ。 全然驕った風でもないし、とても親しみの持てる方。 それでいて結婚してお子様もいらっしゃるのだから、女性として頂点を極めている方のように思う。 去年もセミナーに参加したのだが、去年は、ああ、本物のるみ子社長だ・・と、ぽーっと遠くから眺めているだけだったが、今年は仕事も絡んでいたので、ちゃんと御挨拶して、少しお話もさせていただいた。 11月に、るみ子社長が京都に来て下さり、ワイングロッサリー主催で食事会かセミナーをして下さることが決まっているのだ!! これは本当に嬉しい。ああ、仕事やめないでよかった・・と何度思ったかわからない(笑)。 セミナーは、「マイナーな話ばかりしてごめんなさいね」と何度も謝っていらっしゃった通り、一風変わった内容だった(^^; それは、牛講習!! それでも、踏み込んだ内容は、とても興味深かった。 チーズもワインと同じ問題を抱えていること。 牛を休ませることなく、大量の乳を絞り、すぐにお金に換算できる生産をする作り手が増えていること。 ワインにも同じことが言えて、ちゃんと信念を持って、美味しいものを作るのに決して妥協をしない作り手がどんなに貴重か、どんなに感謝しなければいけないか、改めて考えさせられた。 私達は、それを消費者に正しく伝えていかなければいけない義務があるのだと。 もちろん、試食もあり♪ ブリ・ド・ムラン、スティルトン、マロワール、イディアサバル、ピコドン。 どれもとても美味しかった。 山羊チーズには、こういった可愛いイラストが上についていて、 うちの社長もそうだが、物腰の柔らかい、つらい時にも決して笑顔を忘れず、多角的な視野を持って決して一方的にならず、その明るい雰囲気によって、周りの人を和んだ気持ちにさせる女性には本当に憧れる。 こうして目標とできる女性が周りに多くいることも、本当に恵まれたことなのだろうなと実感している。 私もそんなエレガントな女性になりたい。 仕事面で彼女達のように成功することはまず無理だろうが(笑)、40歳、50歳になった時に、笑顔の素敵な、エレガントな女性と呼ばれることが当面の目標である。
by kanako0819
| 2006-06-08 22:27
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