![]() by kanako0819
Twitter
カテゴリ
以前の記事
2012年 04月 2012年 03月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
さあ、いよいよブルゴーニュに移動!
7時台のTGVにてボーヌに向かいますので、この日も6時起床。4時よりマシですが、本当にハードですね(^^; 朝食は列車の中で、構内にあった「ブリオッシュ・ドレ」で買ったクロワッサンを頂きました。 ブリオッシュ・ドレは、ポールなどに比べると安めのパンのチェーン店ですが、私は大好きなんです♪ 美味しいパンを食べる至福のひと時こそ、フランスにやってきたという醍醐味です。 ディジョンを過ぎた頃から、窓から見える景色は畑・畑・畑! ダンナは嬉しそうに、身を乗り出して早速に写真を撮っています。 「ああ、ここは~に違いない。あ、あの畑はきっと~だ!」 遠くから見ただけでも、方角や斜面の位置だけで、どこの誰の畑かすぐに分かるんですね。すごいことですね。 何度も何度も写真や地図で眺めてきた憧れの畑が、とうとう自分の目の前に迫ってきている。本当に嬉しかったのだと思います。 まずは、ルイ・ジャド公式訪問。 駅からタクシーに乗ったらいいよと聞いていたのですが、あらま、タクシーが一台もいません。 少し待ってみましたが、無常にもアポの時間が近づくばかり。どうしようどうしよう~と言ってみても、またどうにもならないので、目の前にあるホテルに駆け込みました。タクシーの電話番号を教えてもらおうと思ったのです。 親切なマダムが、泣きそうな顔をしている私に優しく対応してくれました。 「これが番号だけど、でもどこに行くの?」 「この住所です。」 「ああ、すごく近いわね。ここだったらタクシーを呼んでも行ってくれないわ。ほら、地図を書いてあげるから歩いていらっしゃい。ほんの5分ほどだから。」 スーツケースを転がしながら(小さいスーツケースにして良かった(^^;、言われた方向に走っていきましたが、でも途中で道は円状になっていて、どこを進めばいいのか迷ってしまいました(TT) するとそこへ、向こうから散歩中と思われるあるマダムの姿が見えました。 私がマダムを見て、「助けて助けて」と念じていたのが通じたのでしょうか。 「どうしたの?ほら言ってごらんなさい?」 私達の前でわざわざ立ち止まってくれたマダム。まさに救世主でした(>_<) ああ、パリに比べてなんと親切な人が多い街なんでしょう・・! 何とか時間通りに辿り着いたルイ・ジャド。 オフィスはとってもキレイです♪ うちの会社のスタッフは、ほぼ全員ここを訪れており、ここを知らないなんてうちの社員ではない、モグリだと言われているにも関わらず、そろそろ中堅にさしかかろうという私達は、揃って初めての訪問でした。やっとみんなに追いつけたみたいで嬉しかったですね。 さあ、オフィスにて、今日の私達の案内役、ニコラ・ドゥーエ氏とご対面! ムッシュ・ニコラは、何度も日本を訪れていますから、お会いするのはダンナは3回目、私は2回目です。 みんなの写真で何度も見ていたこの醸造所! ![]() 樽からいくつもいくつもワインを試飲。貴重な古酒のボトルも2本も開けていただきました。 ![]() 私は通訳に必死で、ワイン名まで書きとめる余裕がありませんでしたし(^^; ダンナも私も、ルイ・ジャドのワインは大好きです。その品質の高さを心から尊敬し、愛しています。 「次はこれを試飲しましょう。」 樽を指される度に、「オオオッ!!」とテンションの上る2人(笑)。 そして一口飲むたびに、オオオオオオ、と、オが3つくらい増えていきます。 大げさでもなんでもなく、本当に自然なリアクションだったんですよ。清楚で凛としていて、それでいて圧倒的な存在感があって。本当に、本当に美味しい!!! 樽から試飲させてもらう経験も2人とも初めてだったのですから、まるで夢のようなひと時でした。 「そのあなた達の反応が本当に嬉しい。本当にルイ・ジャドのワインを愛してくれているのが よく伝わってくるよ。僕の方から御礼を言いたい。喜んでくれて有難う」 始終ニコニコと物腰柔らかく、1のことを聞いたら、10くらいにして返してくれる優しいムッシュ・ニコラは、試飲の途中に私達にそう仰って下さいました。 ダンナは、「初めて美味しいと思ったワインも、今まで飲んだ中で最高だと思えるワインもルイ・ジャドだった」と言っていたので、それをニコラに通訳したのですが、私のつたないフランス語で、どれだけその真摯さが伝わったか自信がありませんでした。 でも、美味しさを伝えるのに言葉なんて必要なかったんですね。 ニコラの言葉が心に染みました。 記念撮影をしてお別れしました。 ![]() もう正午を大きく回っていましたから、お腹がすきました。ボーヌの街で、よさそうなレストランを見つけたのでランチタイム♪ こんな素敵なワインカーブを改造したレストランでした。 ![]() それから電車の時間まで、ボーヌ観光です。お決まりのオスピス・ド・ボーヌやワイン市場、ワインショップなどなど。 ![]() さて、電車で今日の宿泊地、サン・セルナン・デュ・プランという、ボーヌのかなり南の街へ移動です。村には電車が通っていないので、少し離れた駅ですが、そこに着いたらタクシーを呼びなさいね、と宿泊予定のシャンブル・ドットのマダムから情報を頂いていました。 ああ、電話なんて大嫌い・・ 電話は純粋なフランス語能力のみで成り立つ伝達手段です。身振り手振り、筆記、何も最終手段が使えません。 ちゃんと伝わったか、不安になりながらタクシーを待つこと30分・・ すぐに行くといっていたのに、一向にタクシーの姿は見えません。 またどうしよう・・の始まり。 ここから、この旅行最大の苦難が始まりました。 切羽詰り、また嫌々受話器を取りました。シャンブル・ドットのマダムに助けを乞おうと思ったのです。 このマダムとは、出発前に何度もメールのやり取りをしていて、すでにとてもよくしていただいていました。きっと優しく助けてくれるに違いない。 でも、実際に電話した印象は、メールのマダムとは全く異なっていました・・ 怖い、厳しい口調。そしてフランス語が通じない! 私も動揺し、萎縮していたので、いつも通りの口調で話せず、発音もひどいものだったのだと思います。 あとでわかったことですが、マダムは怖くともなんともない。私の電話に対する恐怖感が、マダムの人格をも変えてしまっていたのでした。 「この時間はタクシーはいないのよ。5分後に私に電話しなさい。」 ここまでしか聞き取れませんでした・・ 駅の待合室に戻り、うなだれたまま座っていました。もう無理・・。シャンブル・ドットまで辿り着けやしない。本気で思いました。 これからどうしよう。ボーヌに戻ってもどこかホテルは取れるだろうか? でも、明日はマダムに、パトリス・リオンに連れて行ってもらう約束をしている。自分達だけでニュイ・サン・ジョルジュまで行けるだろうか? ダンナが心配そうに私の手を取り、私の顔を覗きこんできます。 「何も手伝えなくてごめんね・・・」 どうにかしてよ!とダンナに八つ当たりしてしまった後です。 でもどうにかできるのは私だけ。この村を選んだのも私であれば、フランス語ができるのも私。 私がこの人を守らなければ。この旅行を守らなければ・・。 そう思っていたら、目に涙が浮かんできました。 ああきっと、この程度の語学力で、フランス人と渡り合う旅行をしようと企んだのが間違いだったのだ。きっと天罰だ・・。 どんどん悪い方に考えがいってしまいます・・・。 「ねえ、5分経ったよ。どうする?」 こうなったら、もう一度電話するしかありません。涙を拭いて、重い腰をあげようとしたまさにその瞬間。 「あ!タクシーが来た!!」 嘘だ・・と思いながら外に出てみると、予約したタクシーがこちらに向かってスピードを落としています。ああ、来た・・! そのタクシーはなんと神々しかったこと・・(>_<)!! タクシーはどうやら、すぐ近くにあった、同じ名前の、TGVの駅の方で待っていたよう(私はちゃんと、SNCF(国鉄)の方の駅と言ったのに(^^;)。 マダムが私の電話を受けた後、タクシーに電話してくれて、その旨を伝えてくれたのでした。 神様は私達をお見捨てにはならなかったようです!(そして私のフランス語もちゃんと通じていたんだ・・と。) 駅から30分ほどタクシーに乗り、やっとの思いでたどり着いたサン・ジェルナン・デュ・プラン。 とても小さく、とても愛らしい村。マダムのシャンブルドットも、ほら、こんなに素敵! ![]() ![]() そして何より嬉しかったのが、ここで晩御飯を頂いたんです。 ![]() ご飯は、マダムの手作りの、エスカルゴと牛肉のビール煮込み、そして自家製タルト! お腹いっぱい、景色もいっぱい頂きました。 ちょっぴり苦労したこの村への経緯。 なんだか嬉しいご褒美を頂いた気分でした♪ 今でも目を瞑ると、あの景色が鮮やかに蘇ってきます。
by kanako0819
| 2007-06-15 22:46
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||