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WGに入社した頃、私はすぐに「エレガントアミノ」というあだ名を付けられた。
嬉しかったけれど、エレガントであるために、ものすごい努力を惜しまなかったのだから、よしよし、という気持ちもあった。 空港にいた頃は、周りは美を競い合う美しいお姉さま達ばかりだった。 大いに刺激を受けた。 お化粧、身だしなみは当然のこと、立ち方、歩き方、手の添え方、話し方、接客の仕方、頭のてっぺんから足先まで、口から出る言葉まで、徹底して美しく、エレガントであることを意識をしていた。 顔が美人だから。育ちがいいから。 エレガントなるもの、それだけで感じさせるものではない。 自分がこうありたい、こうなるんだ!という意識と努力の結果、そのイメージになりきることで、周りからもだんだんとそのイメージが定着していく。 WG入社時は、まさにその通りだったのだ。 今はどうだ(笑)。 だんだんと化けの皮がはがれてきたこともあるが、気を許した同僚達に囲まれ、必死にならなければこなせないほどの仕事量に圧迫された結果、エレガントアミノはどこかに消え去ってしまった。 ものすごく気の抜けた、だらしない自分が出来上がってしまった。 最近、結婚してからというもの、私のブログの傾向を見てもお分かりの通り、精神がかなり安定して、自分を省みる余裕ができつつある。 突如、「美しくなりたい!」願望が、またむくむくとわきあがってきたのだ。 今日は、色のトーンの違うリキッドファンデーションを2色買ってきた。 仕事が終わる20時~21時。 鏡を見ていつもギョッとする。お化粧が恐ろしく剥げているから! 疲れきった、のっぺらぼうのような顔が鏡に映っている。 それもそのはず。いつも朝にちゃんとお化粧をする時間がないので、ベースやファンデーションはかなり適当に付けているからだ。 顔のベースがしっかり出来上がっていれば、メリハリの利いた、ちょっとのことでは化粧崩れしない美しい仕上げとなる。 自分の肌の色、それより少し白めの色、そして濃い目の色。 顔のパーツによって塗り分けることで、立体感のある顔立ちが出来上がる。 少しくらい早起きして、しっかり化粧をしよう。それで美しくなれるのであれば、その努力を惜しんではいけない。 そして、いつもは200円くらいのマニキュアを買う私が(^^;、ゼロがひとつ多いものを買ってきた。 あんなに素敵な指輪をもらったのだから、指先は常に美しくありたい。 仕事に追われていようが、お布団や大根やキャベツを肩に担いでいようが、ユニクロトレーナーとズボンをたくし上げて、トイレやお風呂を掃除していようが、指先が常にニンニク・生姜臭かろうが、そんなことでエレガントは決して崩れやしない。 全ては自分の意識の問題なのだ! キレイであるのは、もちろん自分のためだけど、やっぱりダンナの目にもいつも美しく映っていたいから。ダンナの自慢の奥さんでいたいから。 そして外見だけでなく、周りへの感謝の気持ちを忘れることなく、内面もエレガントな女性であるために、今手にしているもの、出会った人たち、これから起こるであろう出来事に、真摯な気持ちで関わっていけたらいけたらいいなと思う。 ■
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by kanako0819
| 2007-03-28 21:31
昨日、今日と、ずっとずっと欲しかったものが、やっと私のもとへとやってきました。
まずはこちら☆ ![]() もともとリサガスパールが大好きなこともありますが、ここ一年くらい、何かいいお買い物バックがないか、ずっと探していたんです。やっとこれだ!と思えるものに出会えました。 でも点数を集めるのは大変でした・・。 でも、やると決めたらとことんやってしまう性格のため、来る日も来る日も、ひたすら朝食と夕食にトーストを食べ続ける毎日(^^; ダンナに手伝ってもらえば早かったのに、パン食にすると、どうしても脂肪分をとりすぎの、栄養の偏った食事になってしまうので、極力パンは食べさせたくない。彼がトーストを食べるのは、せいぜい週に1~2回程度。一人でよく頑張りました(>_<) 苦労して手に入れたのですから(笑)、大きな買い物や実家に帰る時など、存分に活用しようと思っています♪ それから、、、 ![]() 普段は一日パソコンの前に座っている生活なので、常に指輪が視界に入ります。 仕事がしんどい時、つらい時。いつも指輪を見て、そして彼のことを思い出して励まされるんです。結婚指輪にはダイヤが三つ付いているので、キラキラ輝くその美しさにどれだけ心が癒されるか。 だから、もう一つどうしても欲しくて、初めてダンナにリクエストをしました。 過去、どの彼氏からも一万円代のものしかもらったことがない私。こんな高いプレゼントは初めてです(>_<) 恐れ多さにおののくと同時に、本当に本当ーーーに嬉しかったです! 「いつもの感謝の気持ちやで。」 そんなセリフがすっと出てくる彼の優しさがまた心に染み入りました。 「たまには高いものつけなあかん」と、最初はティファニーに連れて行かれ、足がすくみました(^^; 私は本当に安物の女。 社長や同僚にもいつも驚かれるのですが、持っている服や小物は、大抵5千円以下で買っています(今日の靴はサンキュッパ、カバンは千円(笑)。服はユニクロが大半を占める。) もちろん、スーツやお出かけ着などにはお金をかけますが、普段の生活品は本当に質素。お金をかけなくても、身のこなしや着こなしで品よく、エレガントに見せることを目指しているんです。 でも今日、初めてこの指輪をつけてお出かけしました。 高価なものを身に付ける感覚。やっぱりシャンとした自信に繋がるような気がしました。いつもより顔をあげて歩いていました。 でもその自信は、値段のせいじゃなく、やっぱり彼の想いが込められているものを身に付けているから。 彼がいてくれること いつも自信がなく不安定だった私が、今はちゃんと前を向いて歩いています。 ■
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by kanako0819
| 2007-03-26 21:32
今日は、空港時代の後輩の結婚披露宴パーティーに参列してきた。
6つ下。すなわち23歳! それであと4ヶ月したら、彼女はママになるのだ!! 彼女との思い出もたくさんある。 彼女はいつもいつも悩んでいた。就職のこと、学校のこと、そして恋愛のこと。 シフトが一緒の日は、仕事そっちのけで(すみません・・)、2人でとことん話し合っていたっけ。 悪い男に騙されて傷ついた時も、その後始末を手伝ってあげたりもした。 いつもハラハラさせられ、心配かけ通しだった彼女も、今は私の一歩先をいっている。 もう確かな自分の「家族」を持ったのだから。 パーティーは、まあ、若さ全快の、賑やかなものだった。 6つも離れれば、世代が全く違う。周りを見てもみんな若い若い!! その若さのノリについていけない私と、上司や先輩方は、「若いねえ・・。20代のころの二次会ってこんなんだったね。」と、昔を懐かしむ目でパーティーを客観視している(笑)。もうこの時点で歳がバレル(^^; しかしながら、こういったレストランウェディングは、一歩間違えれば合コンの場と化す。 私の前にも、何人もの男の子(そう、男じゃない、男の子)が陣取り、「ここちょっといいですか?」と繰り返して聞かれた。 「彼女の同級生ですか?」 「まさか!」 「え、おいくつなんですか?」 「あなたが思っているより相当年よ」 「そんなことないでしょ~。僕も学生?ってよく言われますけど、本当はすごく年食っているんですよ。聞いたらびっくりしますよ。きっとあなたよりも年上ですよ。」 「ふーん、そういう言い方をする人って、絶対25歳にもなっていないよね?」 「いい線いってますね!もうすぐ25なんですよ。ほらね、僕の方が年上でしょ?」 「もうほぼ三十路なんですけど・・」 「・・・・嘘」 といった会話が、それぞれ別の男の子と3回ほどなされた(^^; 25歳以下に見られたのはすごく嬉しかったけれど、でも、30と言ったとたんに、さっと相手が引くのを目の当たりにして、やはり人妻でもそれなりに傷ついた(笑)。 いつまでも自分は若い若いと思っていたけれど、やっぱり30って、この世代の男の子から見たら、ものすごーーーーく年に見えるんだろうなあ。 しかしながら、結婚してからというもの、男の人から声をかけられることが明らかに激減したので、ああ、私も外見だけならまだいけるのかも?と自惚れたりして(笑) でも、久しぶりにまた空港メンバー勢ぞろいで、近況報告などしあえてとても楽しかったし、幸せそうな彼女を見ることができて嬉しかった♪ 結婚式ってやっぱりいいものだ。 帰り道、結婚したいのに、なかなか相手ができないでいる後輩に質問された。 「結婚って何なんでしょうか?結婚するって決めては何なんですか?」 「説明が難しいくらい、とても自然なこと。 少しの打算も計算もなく、一緒にいることが当たり前で自然な人だったから結婚したのよ」 「他にもいい人がいたらどうしよう?とか思いませんでした?」 「全然。思いつきもしなかった。」 自分の気持ちに、素直にそう答えた。 「そういう人と、普通にしていて出会えるものなんですか?」 みんな同じだ。私も同じ疑問を持っていたから。結婚をずっと信じられなかったから。 信じさせてくれたのは、やはりダンナの力。人は必ず、そういう人に一度は出会えるのだと今は自信を持ってそう言える。 帰り道、無性に彼に会いたくてたまらなかった。 私が帰るべき場所を持つ人に。 ■
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by kanako0819
| 2007-03-25 00:01
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by kanako0819
| 2007-03-21 21:52
今日はどこにも行かない。おうちご飯。
今週の日曜日はそんな一日でした。 いつもはほぼ9割方外食する私達にとって、おうちご飯はとっても久しぶり。 じゃあ、待ちに待ったあのワインを登場させましょう。 ダンナがクリスマスにプレゼントしてくれた、DRCロマネサンヴィヴァン1977年。私の生まれ年ヴィンテージ! 用意したものは、チーズと、岡崎にある、「オ・タン・ペルデュ」のお惣菜の数々。 リエットやキッシュやエビのスフレや鶉のムースなどを買ってきました。 ![]() 3年ほど前に買ったシードルが出てきました(^^; 私、シードルが大好きなんです! あの素朴で温かみのある味わいが。ガレットやクレープと合わせると最高♪ ノルマンディーに行く度に、必ず一人で一本は飲んでいました。 ![]() ![]() 私は、何度もいろんな所で言っている通り、ワインがあまり好きではありません。 ワインに限らず、お酒自体が苦手なのです。 仕事帰りや、真夏の暑い日に、「ああ、ビールやスパークリングを飲みたい!」って気持ちになることは皆無だし、美味しいものを食べていて、「ここにあのワインや日本酒があれば最高なのになあ」なんて気持ちになることはまずありません。 でも私はワインを心から尊敬、そして畏怖しています。 ワインほど、人の気持ちに対して、これほどまでに味わいを変える飲み物があるでしょうか。 何気ない安いワインでも、そのワインが造られたストーリーや、作った人物の人柄、熱意などを知れば、突如輝きを帯びたものになる。 自分と同じ年のワイン。 これが特別でなくてなんだろう。自分と同じ時に生まれ、同じ時を同じくして育ってきたもの。 77年は本当に最悪の年でしたが、それこそ、それが悪いヴィンテージでも、素晴らしいワインでも、自分にとっては特別な意味を持つものです。 そして大切な人が、時間をかけて、お金をかけてプレゼントしてくれたもの。 私にとっては、どんな高級レストランへ連れて行ってもらうよりも、この同じ年ワインと、チーズなどの簡単なお惣菜、そして目の前にいるニコニコと優しい人の顔。 最高級の贅沢! 泣きたくなるほどの幸せなひと時でした。 食事を終えると、ワインが美味しくて満足したのか、ダンナはリビングですぐにコテッと眠ってしまいました。 その姿はとっても無防備で、外ではあんなにいい格好しいの彼が、まるで子供のようです。 私に対して、絶大なる信頼感と安心感があることが、彼の寝顔からも、じっと握りしめて離そうとしない彼の手からも伝わってきます。 ああ、この人、いい結婚をしたんだなあ・・ 人事のように、しみじみとそう感じました(笑)。 リビングで寝てしまった彼が心配で、その日はなかなか寝付けず、何度も夜中に目が覚めて、翌日はとってもつらかったのですが、朝にメールチェックをしていると、mixiから、新着紹介文のお知らせメールが入っていました。 誰?と覗いてみると、なんと、ダンナ! マイベストパートナーであり、一番のよき理解者。 ずっとなかよしでいようね。っていうか、いてください。 何度も何度も繰り返して読んでしまいました。仕事中なのに涙が溢れそうでした。 仕事もワインに対する姿勢も、そして相手を想う気持ちの温度も、彼とはとてもよく似ています。 出会えて本当によかった。心からそう思えました。 さて、と、ブログを書きながら、頂き物のピエール・マルコリーニのチョコレートを食べよう♪と、ルンルンで箱を開けてみたら・・ ごっそり無くなっているじゃないですか(>_<)!!!!!! ああ、これぞまさに一緒に暮らしている悲しさ(T T) 甘いものが全く食べれなかった彼なのに、いつの間にチョコレート好きになったの?! そんなところまで似なくていいのに! しばし落ち込み、でもそれならば、パリでは私の好きなお菓子やさんやケーキ屋さんにも一緒に行ってくれるかも?と、気を取り直したのでした(笑)。 う~~・・、でも、、、マルコリーニのガナッシュ食べたかったよう(>_<) ■
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by kanako0819
| 2007-03-20 22:38
いやあ、見事の一言だった。
何度も何度もニュースを繰り返して見てしまった。 さすが訓練が厳しいANAのパイロット。判断力と技術の高さに惚れ惚れする。 あの事故機を飛ばしていた会社は、実は、私がスッチー目指しての就職活動時代に受けた、第一希望の会社、エアーニッポンネットワークである。 北海道の丘珠空港が本拠地で、4年ほど前に、伊丹ー高知間だけを就航するために、新しく参入してきた会社だった。 実は、ここのスッチーは3年きっかりの契約社員。 ということは、あの事故機に乗っていたスッチーさんも、まだまだ新米のニューフェイスに違いない。経験もないながら、若いながら、2時間も不安とお客様との板ばさみの中、よく頑張った!とスッチーさんにも拍手を贈りたい。 相変わらず、世界各国で飛行機のトラブルは絶えないし、空港に行けばかならず面白いハプニングに出会える。 私が勤めていた間も、実に様々な事柄を経験させてもらった。「今日こんなことがあった。」「こんなお客様が来た。」と、帰って母に話す度に、「それ、本にしたら絶対売れるのに。」と真剣に言われたものだった。 また機会があれば、空港でのたくさんの事件をお話できればいいなあと思います。 さて、これを見てください! ![]() 昨日、お休みをもらえたので、母と一緒に、宝塚の方にある温泉に行ってきました。 そしたらホワイトデー企画、ということで、露天風呂一面に浮かんでいるバラ・バラ・バラ! 皆さまもご存知の通り、私は大のバラ好き♪ これを狂喜乱舞しなくてどうしろというのでしょう!? とにかく、一面に敷き詰められていたので、バラをかき分けながら湯船につかり、バラのかぐわしい芳香と美しい色彩に囲まれながら、至福の時を過ごしました。思わず両手いっぱいにバラを抱きかかえてしまいましたとも(笑)。ああ、帰るのがどれだけ名残惜しかったか・・ 実家に帰るのは、私にとって現実逃避。 昨日は一日母と存分に遊びました。話題のレストランに行ったり、買い物に行ったり、温泉につかったり・・ とても心安らぐ幸せなひと時です。 いつまでもこうして子供として甘えられないことも、そしていつまでも母とのこんな時間が続かないことも重々わかっています。 だからこそ、「今」という時間を最大限に感謝して、大切にして、家族と心から関わっていきたいと改めて思いました。 夜は羽目を外して二人で焼肉!4人前くらい食べました(笑)。 でも、ずっとお肉が食べたいと言っていたダンナに申し訳ない・・と心を痛めつつ。一人で贅沢してごめんなさい(>_<) ■
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by kanako0819
| 2007-03-15 22:18
今日、PICARLEさまに面白い質問をされた。
「魚のお腹と御尻、どっちが好み?」 私に選択肢はない。 魚でもお肉でも何でも、美味しい部分は即ダンナ行き。 魚の煮つけは岡田家の定番メニューだけれど、魚のお腹など、私はここしばらく食べていないよう(>_<) 隣で仕事をしている、これまた共働きの同僚にその話をすると、「私も何年も食べてない! 主人の実家に行っても食べさせてもらえない。」と声を荒立てる。 うんうん。やっぱりどこの奥さんも考えることはみんな一緒。 美味しいものを我慢したり、自分の食べたいものを我慢してでも、ダンナに食べさせたいと思うものだ。 でも実家に帰れば、いつもお腹の一番いいところを食べさせてもらえる♪ 私もそうやって大切にされてきたから、ダンナにもそれを返すことができるのだろうなあって、今日もしみじみ母に感謝する。 魚の尾っぽ、お肉の切れ端、賞味期限の切れたもの(^^;、痛んだ野菜、何と言っても残り物!を毎日食べられる私は、本当に幸せ者です。 ■
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by kanako0819
| 2007-03-10 22:33
平日にお休みを頂けると、あれもこれもと、欲張って用事を詰め込んでしまう。
今日は出勤時間と変わらない時間に出発。 神戸→大阪→京都と、文字通り三都物語をしてきた。ああ疲れた・・(>_<) 神戸には、私が長年通っている婦人科がある。 いい加減京都で新しい病院を探そうかなあと思いつつ、今までの病状の経過を全てわかってくれている病院であるだけに、なかなかそれも億劫。 そこは、マスコミや婦人雑誌にもよく登場している有名な女医さんの婦人科である。 以前、大失恋をした際に、あまりのショックで一夜にして婦人科を患った。 原因不明の痛みと出血を抱えながら、婦人科を転々としたけれど、これといった原因が見つからず、ある日友達に、「心療内科と婦人科が一緒になった病院があるよ。ちょっと遠いけど、いいらしいので行っておいで」と紹介されたのだった。 婦人科系とはほとほとに厄介だ。女のストレスはホルモンバランスに即・直結している。 でも、カウンセリングの資格も持つこの先生は、意外や意外。私を初診するなり、「生きている限りストレスはつきもの。それだけで病気になるわけがない。必ずどこかに原因があるはず。」とはっきりと言い切ったのだった。 きっかけはストレスだったかもしれないけれど、先生は見事に病名を突き止めて下さって治療が始まった。 でも、歯に衣着せぬものの言い方をする先生。 「20代にしてはひどい子宮。これでは、30になる前に子供を産まないと、それ以降はもう無理かもしれない」と。 その頃は、もう二度と恋愛はしない。結婚は40代になったらする、と決めていたので、ふーん、そう。といった感じで何にも傷つかなかったが、どういうわけかダンナと出会い、付き合い始め、あれ、この人とこのまま結婚するって可能性もアリ?!って気づいた時に、猛烈な苦しみが襲い掛かったのだ。 こんな考え方はもう古いのかもしれない。 でも、子供が産めないことを申し訳ない・・と、ものすごく自分を卑下したのだった。 だから私は彼に病気のことを告白した。もし子供が欲しいと思っているなら、別の人を探してくださいと。 これからは僕も一緒に病気を背負っていく。 プロポーズされたのはその夜のことだった。 そんなことを言われて泣かない女がいるだろうか。 何を差し置いても、私はこの人と幸せになる。幸せにしたい。そう強く誓った瞬間だった。 今日の内診の結果はすこぶる良好だった。 どういうわけか、年々病状が良くなっている。 「これなら赤ちゃんも大丈夫でしょう。」そう言われて今日は本当に嬉しかった。 私は決して子供好きではないし、産みたい願望もゼロに等しい。 子供を持つことがいいことか悪いことか、正しいとか正しくないとか、そう論議しようとするほど愚かではないが(少子化や高齢社会についてを思うと、やっぱり産まなければ・・と義務感に駆り立てられるが)、こんな私の気持ちも、結婚してからは日々変化している。 岡田家の家系をちゃんと繋げていきたい。 こんなにも優しく温かい人の遺伝子を残してあげたい。 それって彼への最大の愛情表現、というより敬意だと思えるのです。 まあこればかりは神のみぞ知ること。 もし本当に子供ができたなら、また違った幸福と、彼と本当に「家族」を作っていく喜びとを一緒に手にできるのかなあと、ぼんやり夢想している。 ■
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by kanako0819
| 2007-03-07 19:58
昨日は、大阪の国立国際美術館へ、「夢の美術館展」を見に行って来た。
20世紀以降の作品を集めたものだ。 私の大好きなモディリアーニの作品も出展されると聞いて、ダンナが気をきかせて誘ってくれたのだった。 モディの絵画や、懐かしいカンディンスキー、キスリングなどの作品を見れたのはすごく嬉しい♪ でも、作品が進むに過ぎてだんだんと不機嫌になっていく2人。 だって理解不能なんだもん(>_<) そりゃ、フランスの大学で、シュールレアリズムやダダイズムなどは勉強してきた。どう絵をみればいいかは、何となくだけどわかる(気がする(^^;) でも、その時代を過ぎれば、個性以外何ものでもない。 真っ白なキャンバスに、一本線を引いただけ。 壁に一本の棚のようなものを貼り付けただけ。 円が並んでいるだけ。 これを理解するには、時代背景よりも、作者の意図がよめなければ意味がない。 「わからん」「これもわからん」 と、半分怒りながら(笑)、早々と美術館をあとにする2人。 昨日は異様に暑かった事も、強い色彩を使っていた絵画が多かったこともあって、さすがに2人ともぐったり疲れてしまった。 美術館展に行く前には、要予習です。はい。 でも一つ猛烈に嬉しかったことは、この美術館には初めて足を運んだのだが、内装がルーヴル美術館にそっくりだったこと!! かの有名なピラミッドからエスカレーターで降りていって目に映る風景、全てがこことそっくりだった。まるでルーヴルにいる様な錯覚に陥って、一人で大はしゃぎして、ダンナにストップをかけられてしまった(^^; パリ狂な奥さんですみません・・ おうちに戻ってきてからは、新婚旅行の計画開始♪ そうそう、こうして旅行の計画を立てている時が、実際に旅行に行くよりもずっと楽しい瞬間。 まずは航空会社から決めましょう。 私は海外旅行で、いろんな航空会社を利用してきたけれど、一番満足度が高くて大好きなのは、意外と思われるかもしれないが、大韓航空である。 エールフランスやルフトハンザよりも、私の中では、はるかにポイントは高い。 理由はいくつかある。 まず一番の理由は、帰国便の時刻設定が素晴らしいこと! ヨーロッパ系航空会社の出発時間は、大抵朝の10時とか11時だけど、大韓は夜の21時。 帰国の日も、夜までゆったり遊べるのだ。一日得するということ。 これは短い日程をやりくりして海外に行っていた私にとっては、涙が出るほどありがたいサービスだった。 関空着も夜の20時。 ヨーロッパ系は、早朝に日本に着く。帰路に着いて何がつらいかというと、すぐにでも寝たい自分を叩き起こし、時差と戦いながら、夜まで眠れないということ。ここで寝てしまえば、もうおしまい。その日の夜は絶対に眠れなくて、次の日からがどれだけつらいか。 大韓ではその苦労がない。帰れば即夜。即就寝可能なのだ。 あと、機内食のビビンバが本当に美味しい!! 機内食が大の苦手の私が、これだけは何度食べても感動した。コチュジャンがチューブでついてくるし、ワカメスープもなかなかイケル。 何かの雑誌の機内食ベストランキングは、確かルフトハンザが一位だったように思うけれど、日本人の私には、チキンやビーフメインの、独特の香のする機内食がそれほど美味しいと思えなくて、このビビンバの美味しさにしみじみ心を打たれるのである。 あと、乗り継ぎのインチョン空港も大好きだ。とてもキレイで機能的。 食べ物も美味しいし、どこでも日本語が通じるし。 大韓のスッチーさんも、とてもキレイでサービス精神溢れている方が多く、大韓に乗って嫌な思いをしたことは一度もない。 昔は、大韓の評判はすこぶる悪かったけれど、最近は、私のように大韓の魅力に気づいた人が多いのか、とても人気があって、価格も決して安くない。下手をしたらエールフランスと変わらなかったりする。 ダンナにも私の大韓に対する強い思いを熱弁し(笑)、今回も大韓で行くことに決定した♪ スペインへの乗り継ぎはエールフランスを使おう。エルフラももちろん大好きである。フランス国内線でサービスしてくれる、バゲットのサンドイッチの味が忘れられない。 あとは、エルフラに乗る楽しみといえば、フランス語の機内誌を持ち帰ってくることかなー。 大韓やエルフラに再び乗れる! それだけでも胸はワクワク踊っている。 ■
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by kanako0819
| 2007-03-05 22:42
新婚旅行の日程を決めなければならない。
行き先はもちろんフランス!!!!! 時期は5月が妥当かなあという感じだ。 でもダンナはどうしてもスペインのグラナダに行きたいらしい。 ノンビリ屋さんの彼が、すでにホテルも調べ、ガイドブックまで買ったという。 何度も「行こう行こう」と誘われては、さすがに嫌とは言えない。 好きな人の希望を叶えられることは、私にとってはこの上ない幸せ。 彼の喜ぶ顔を見るためにも、スペインにも是非行こう。 新緑の季節、5月のフランスは美しい。 私は一年を通してフランスに滞在していたけれど、帰国後は、一番航空券が安い時期の真冬にばかり渡仏していた。 だからここ最近は、フランス=底冷えのイメージしかない。 暖かな、美しい緑溢れるフランスは、どれだけ麗しいだろう。 考えるだけで幸せがこみ上げてくる。 毎年渡仏していたのに、ここ4年はそれが叶わなかった。 フランスにいることは、私の中では呼吸するのと同じ位自然なことだった。 行けばいつも何かを諭してくれるパリの街。空気。感性。 孤独の中で、突き抜けるような開放感のある街。 凛、と背筋の伸びる街。 ノーメークで過ごせる街。 でも、今度は私は一人ではない。 ダンナと歩くフランスは、どのような印象を私にもたらせてくれるのか。 何を感じさせてくれるのか。 2人になったら、魅力のなくなる街になるのかもしれない。 それとも、今まで以上の新しい発見があるかもしれない。 楽しみでならない!! フランスでは多分、ダンナの望み通りの生産者巡りツアーになるだろう。 ランチを頂いたり、さらには家に泊めて頂くかも知れない。 ただ、観光地を回るだけではなく、フランスの生活、フランス人との交流も彼に体験させてあげたいなあと思う。 ブルゴーニュもシャンパーニュも土地勘があるので、彼のよきガイドに徹しよう。 私の行きたいところは特にはない。 そこがフランスであれば、それだけで私は満たされるのだから。 っていうか、フランス語大丈夫なの?私???(汗) ■
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by kanako0819
| 2007-03-01 22:15
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